俺様彼氏とあたし様。
そのまま寧音を横にずらして布団をかけてから服を着た。



今日はやけ酒だ。



そう思い大広間に出ると、ニヤケてる龍チャンに絡まれた。



「ひー君早~い!!超早漏?」

「龍チャン死にたいの?ヤってねぇから…。寸止め生殺し状態だ。今日は朝まで付き合ってくれ…」

「可哀相~!!さぁ飲め!!」



今日はマジ飲む!!



龍チャンが注ぐ酒を浴びる様に飲んだ。



いつの間にか減ってる人。



残されたのは俺と蓮司と龍チャンと嵐。



睡魔が襲って来てテーブルに顔を伏せた。



しばらくしてから聞こえてきた嵐と蓮司の会話…。



「でも息子が日本一なんて鼻高いだろ?」

「まぁな?でも俺のチビが凡人で終わるわけねぇのは亜香里の腹ん中にいる時から分かってたよ。それに日向はいつか世界を見下ろす」

「何だそれ」

「世界一になんだよ。俺も期待してるし、保証する。それを見届けんのが俺の夢だな」



蓮司~!!



あんた最高の親父だな!!




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