俺様彼氏とあたし様。
何で日向と!?



しかも後1時間しかない。



「どこに…」

「すげぇ上手いアイス食いに」

「男一人じゃ行けないって事?」

「そう。だから早く行くぞ!!」



目がキラキラしてる日向はあたしの部屋に入ってきた。



何で入ってくんの!?



「早くしろって」

「出てけハゲ」

「ハゲてねぇから。キーは!?」



あぁ、鍵を探す為に部屋に入って来たのか。



テーブルに置いてあった鍵を取った日向は、あたしの腕を掴んで部屋を出た。



オートロックで閉まるドア。



エレベーターに向かってどんどん進む日向は物凄く楽しそうだ。



「あっ!!あたし財布持って来てない!!」

「んなもんいらねぇよ。付き合ってくれた代わりに奢ってやる」



日向が優しい!!



怖っ…。




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