俺様彼氏とあたし様。
それにドキドキした。



今までに味わった事のない胸の音に、少し動揺しながらも、今日から泊まるホテルに向かった。



「日向君とNeneチャンはこっちのホテル。じゃあ1時間後にここに集合してください」



あたしと日向が泊まるのは、少し高めのリゾートっぽいホテルで、他のスタッフさん達はビジネスホテルらしい。



待遇がいい!!



さすがコラボ企画!!



「行くぞ寧音」

「あ、うん」



あたし達はフロントでチェックインを済ませて部屋に向かった。



日向の部屋は隣。



それぞれの部屋に入って荷物を置いた。



後1時間か…。



何しようかな。



そんな事を考えてると、部屋のチャイムが鳴った。



「はい?」

「遊びに行くぞ寧音!!」



ドアん開けると、そこにいたのは笑顔全開の日向だった。




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