ZAKURAN
全くそのときと今は同じだった。
誘われることもなければ、かといって自分から行きたいと言うわけでもなく…
決して人が嫌いなのではない。
話すことが苦手なわけでもない。
私が人との関わりを絶った理由は、一つ…
失うのが怖かったからだ。
仮に誰かと親しくなって、
人殺しだと知られたとき、恐怖と非難の眼差しで見られることが怖かった。
今はもう…その人殺しからは手を洗おうとしているのに。
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