キスマーク


年下の男子学生相手に真面目に恋愛をしようと思うだけ時間の損。

男女関係に気持ちを抜いた、身体だけの付き合いで良い。



「シオリさん、もう一回しよっか?」


「だから帰るって。明日、仕事なのよ……?」


「明後日は土曜だから休みじゃん」


「明後日は休みでも明日は仕事なの」


「いいじゃん。まだ日付が変わるまで時間あるよ~?」



確かに、今日は定時上がりでそのままヒロの部屋に来たから時間は早いほう。



「どうしよっかな……」



2ラウンド目の開始を渋る私に、



「俺のお願い聞いてよ。まだ夜は長いよ?」



と、ヒロは私の耳たぶを噛んで催促を始める。



さすが、まだ二十歳過ぎの健康な男子……


そういう元気が有り余っている年頃なんだな。



こういう時って、同じ二十代でも六つの歳の差は大きいなーなんて改めて実感する。



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