「同じ空の下で…」
「好き」よりも好きな感情を言葉にして表すとしたら、どんな言葉が相応しいのだろう。
『とても好き』
いや、そんな安っぽい感情なんかじゃない。
『大好き』
そんな簡単な感情でもない。
『大切な人』
それはもっとも相応しい気がするが…
『かけがえのない存在』
そう、きっとそうなんだと思う。
今、私にとって瞬は、かけがえのない、他に代わるものがない存在なのだと思う。
『愛してる』
…ていう言葉みたいに、重さがずっしり詰まってるような気持ちとは、かけ離れてる気がするけど、
その存在に限りなく近い気持ちが、私の中に生まれている。
『自分の中で最も大切なかけがえのない存在』
そして、貴方を思うだけで…温かい気持ちになれる存在、瞬。
今までの恋情とはちょっと違う。
恋よりも深い所にあって
愛よりもまだ浅い所にある。
その感情を『愛』だと説くなら
私はまだまだ
瞬の事を
『愛し足りない…』
あと数か月で
彼を愛しきる・・・・そんな事が可能なのだろうか?
それとも、
2年という月日の果てにあるもの
それが、『愛』なのだろうか?