ケータイ彼女に恋して

俺は携帯を開くと、画面に映ったナツの描いたイラストにホンワカしつつも、

一文字一文字、丁寧に想いを込めて言葉を綴った。


『ナツへ。

こんばんは。
最近は、新しい小説更新されてないね。何かあった?心配してます。何もないなら、いいんだけど。

ナツはすぐ頑張り過ぎちゃうみたいだから、時には肩の力を抜くように!
また、小説大恋愛の遥のような純粋で素直で一途な魅力溢れるキャラクターに期待してるよ。
ナツのペースで頑張って。

睦月』


よし、送信…と。

俺は寝転がったまま、携帯電話をピコピコ操作して、何気ないメールをナツに送った。

そして、待ち時間とも言える暇な時間を、小説ラブレターの執筆に費やした。


すると程なくして、ナツからの返信メールが届いた。


『睦月さん、

こんばんは。メールありがとう。睦月さんには見抜かれちゃうね。

私は…ちょっとだけ嫌なコトあってヘコんでたけど、多分もう大丈夫です。だって待ってくれてる読者さんも沢山いるし、落ち込んでなんかいられないもん!

だから頑張る!!

睦月さんは本当に小説大恋愛の遥が好きなんだね。きっと本当の私を知ったら幻滅しちゃうかも…(笑)

睦月さん、いつもありがとう。

ナツ』



うーん、何だろう。
ナツからのメールを見ると何故だかいつもホッとする。癒やされる。


俺はすぐさま返事を送った。
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