甘過ぎる彼氏
「うん…いいよ。」
由依華は顔を真っ赤にさせ
照れながら言った。
可愛すぎる…////
反則だ…
マジで…
俺は由依華の手を握った。
由依華の手はとても小さかった。
校門をくぐると…
「「キャー由依華様が手を
繋いで登校されてるわー」」
「「顔真っ赤で可愛いですぅ〜」」
「「隣の男は誰だぁー?」」
「「あれって。橘家の御曹司の
柚希様じゃない?」」
はぁー。
うるせぇ。
毎日変装して登校しても
これだし解いてもこれ…
だりぃわ。
けど俺のこと知ってるやつ
少なくね?(笑)
よしちょっと自己紹介してやるか。
「由依華?
ちょっと俺の認知度低いみたいだから
自己紹介するな(笑)」
そう俺が言うと由依華は
一瞬驚いた顔をしたが
すぐに弾けるような笑顔で言った。
「頑張ってね。」
よーし。
由依華が応援してくれてんだから
頑張らねぇとな。