甘過ぎる彼氏
「皆様おはようございます。
僕から少しお話があるので
少しお時間を頂きたいです。」
俺がそう言うと一瞬にして静まった。
すげー。
なんか纏まってる(笑)
「皆様僕が誰なのか疑問に
思われているのでまずは
自己紹介さして頂きます。
俺は橘財閥御曹司の
橘 柚希と申します。
以前からこの聖ルノーア学園の
Sクラスに通わして頂いていました。
織田 和樹という名前で見た目も
変えて学園生活を送っていました。
今まで騙していて
すみませんでした。」
と俺が礼をしながら謝ると…
「じゃ…じゃぁ
何故由依華様と手を繋いで
登校なさっているのですか?
それと…
変装はどうされたのですか?」
少し緊張気味に女子生徒が聞くと、
その周りに居た女も男も頷いた。
「それはですね。
俺と由依華は婚約者で
両思いだからです。
変装をしていないのは
由依華のお祖父様からの
命令があるからです。」
淡々と言った。
すると…