甘過ぎる彼氏



授業中、休み時間ずっと大矢さんは

柚希にくっついていた。

周りの子達は私を気づかってか

大矢さんのことを悪く言っていた。

それに安心してしまう私って

最悪な子だよね。

柚希…

お願いだからこれ以上

苦しめないで…

嫉妬で可笑しくなりそう…



「由依華ー。

放課後になったけど…

大丈夫?」



あぁ、私ったら大矢さんと柚希にのことで

頭いっぱいで授業きちんと

受けていなかったのね。

バカみたい…



「絢、ありがとう。

今日は柚希と居ても今の感情を

柚希にぶつけそうだから実家に帰るわ。」



「そう…」



苦笑いしながら絢は言った。

絢、ごめんね。



「昇ー?

一緒に帰ろう?」



「ん?

別にいいけど…

柚希…「早く帰るよ!」」



今の私は柚希と話したくないって

思ってる…いや、

現実を見るのが嫌なだけ。

大矢さんと柚希の婚約こそが

本物で私とのが嘘だったら…

というありもしないことまで

思ってしまう…



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