甘過ぎる彼氏
「柚希がいつか私から
離れちゃうんじゃないかとか
嫌われちゃうんじゃないかとか
いっぱい不安あるのよ!!
柚希だけ不安じゃないわ!!
今日だって大矢 藍那ちゃんと
仲良くしてる柚希見て
どれだけ不安だったか
知らないでしょう…!!?」
私は泣きわめいてしまった。
恥ずかしい…
あぁ…
これでついに柚希に嫌われちゃったな…
ハハッ…
ギュッ…
えっ?
私、柚希に抱き締められてる?
「ごめん、由依華…
不安なの俺だけだと思ってた…
バカだな俺…
藍那の話をしようか…
じゃなきゃ何も変わらないからな…」
耳元で話始める柚希。
恥ずかしい…
「大矢さんの話なんて
聞きたくないわ…」
私はいつからこんなにも
ワガママになったのかしら…
「お願いだから聞いてくれ…」
「仕方ないわね。」
掠れて辛そうな柚希の声を
聞いて私は柚希の顔を見ながら
ふわりと笑いながら言った。