甘過ぎる彼氏
「このままの体制だと
疲れちゃうからソファーに
座って話しましょう?」
「そうだな…」
辛そうな柚希をソファーに
座らし私もその隣に座った。
「まず藍那は俺の元フィアンセだ。
産まれたときに決められてたんだ…
だけど、俺は藍那じゃなくて
由依華のことが好きになった。
藍那と居てもつまらないし
由依華と居るときみたいに
ドキドキなんてしない。
だから俺は橘、新山、大矢の
合同会議のときに
由依華と結婚出来ないなら
橘を出るって言ったんだ。
俺が橘出たらいろいろと面倒だろ?
だから、俺の両親は焦った。
そんなとき藍那の両親と祖父母である
社長夫婦と会長夫婦が藍那に
一方通行な愛の結婚生活なんて
さしたくないし
好きな人と結ばれない
俺が可哀想だってことで
婚約を解消してくれた。
そして由依華と婚約を結んだんだ。」