この恋は、絶対に秘密!
「あ、いや、あの、これはその……っ!!」

「ふふふふふ♪隠さなくてもいいんですわよ!誰にも言いませんから!」



しどろもどろになる私に、頬に手を当ててニンマリと笑みを浮かべる汐美さん。

その頬は薄ピンク色に紅潮しているけれど、私は真っ赤になってるに違いない。



「お嬢様もオトナになられたのですね……」

「~~~っ、怪しい意味に聞こえるようなこと言わない!
ていうか、着替えるから外で見張ってて!」



ぽーっとしている汐美さんの背中を押して、無理やり部屋から追い出した。


さっさと着替えてドアを開け、一応キョロキョロと周りを確認してから外に出る。

そして汐美さんに岬さんの服を手渡した。



「……後で私が洗うから」


と、赤いままだろう顔を俯かせてボソッと呟きながら。


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