この恋は、絶対に秘密!
:*:再びお世話になります


それから、バッグの中に入れっぱなしだったスマホを取り出して見てみると、お父さんや未来くんからの着信がずらりと並んでいて。

その中には、同じ女子校に通っていた昔から仲の良い親友、鈴音(スズネ)の名前もあった。


鈴音ももちろんお嬢様で、よくお互いの家に遊びに行っていたから親同士の繋がりもある。

きっと昨日お父さんが鈴音の家に連絡して、彼女も心配して掛けてきてくれたのだろう。



早速かけ直してみると、「せっちゃ~ん!」と甘くてまったりしたフルーツオレみたいな鈴音の声が、私の耳にとろりと流れ込んできた。


昨夜のことを話すと、

『なんだぁ、ついに誰かと駆け落ちでもしちゃったのかと思ったよ~』

……と、どうやら心配していたわけでもなさそうな言葉が返ってきた。


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