この恋は、絶対に秘密!
「こうなったらせっちゃんが迫るしかないよ!」

「えぇ……迫るって、どうやって?」

「色々あるじゃない。お風呂上がりにタオル一枚巻いて出てくるとか、酔っ払ったフリしてボディタッチしまくるとかさぁ」



鈴音のありきたりな攻め方をもれなく聞いていただろう男性店員は、とっても微妙な顔をして去っていった。

純粋で清楚なお嬢様かと思ったら中身は肉食女子なんだもの、そりゃ戸惑うわよね。


そんなことは全く気にしていないだろう鈴音は、苦笑いしながらサラダを取り分ける私を見つめてニヤリと笑う。



「今日帰ったら彼の寝込みにキスぐらいしちゃいなよ」

「はぁ!?そんなこと出来るワケないでしょーが!」

「それぐらいしないとダメよ!
私だって、なかなか彼が先に進んでくれないから自分から押し倒してキスしたんだよ?」


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