この恋は、絶対に秘密!
相変わらず年甲斐もなく派手な人……。

年齢不詳の若々しい全身をまじまじと眺めていると、彼女はサングラスを外し、重そうな睫毛に縁取られた大きな目を細めてにっこりと微笑む。



「皆さんお久しぶり~!やっぱり我が家は一番ねぇ。
はい、これダーにお土産~♪」

「これは……ポロシャツか!ちょっと派手だが、リツコがくれるものなら何でも嬉しいぞ~ありがとう!」



機嫌がいい時は“ダーリン”を略して“ダー”と呼ぶお母さんと、絶対に似合わないだろうポロシャツを貰って喜ぶお父さんは、娘から見てもイタすぎる……。

テンションの高い二人に若干ひくのはいつものことだけれど。


お母さんは今度は紙袋を持って私の前にやってくる。


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