この恋は、絶対に秘密!
そして、優海さんによく似た惣菜部門の担当者である坂下さん。

もしも岬さんが彼女と繋がりがあるとしたら、様子がおかしかったのはそのせいもあるんじゃないか──。


そんな考えが頭を過ぎった。

考えても、どうしようもないことなのに。



試食会が終わり、食器等を片付けテーブルを拭いていると、調理課の三人の若い女性社員が私に近付いてきた。

三人とも顔見知り程度で話したことはないけれど、何か用だろうか。



「あの、総務の和久井さんですよね?」

「はい、そうですけど……」

「突然ですけど……日詰未来と付き合ってるんですか!?」



………………はっ!?

六つの瞳にじっと見つめられる私は、予想外の質問に目を見開く。


付き合ってる?私と未来くんが?

何故っ!?


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