この恋は、絶対に秘密!
今まで金縛りにあっていたかのように全く動けなかった身体が急に解放されたようで、私は岬さんから飛び退いた。



「だっ、大丈夫です!もう十分です!!
ありがとうございました!!」



まともに顔も見れずに勢い良く頭を下げて、私はバスルームへ直行した。

脱衣所の扉を閉めた途端に力が抜け、ずるずるとその場に座り込む。



「ど…どうなることかと思った……!!」



痛いくらいにバクバクと波打つ胸を押さえて背中に手を伸ばすと、ブラが見える寸前までファスナーは下ろされていた。


岬さん、本気だったのかな……?



“何されても構わない”とか言っておきながら、いざとなると結局逃げ出してしまう自分にため息をついた。

やっぱり私、意気地なし……。



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