その恋、取扱い注意!
「先にシャンパン、いっときますかぁ?」

明菜さんに勧められて、シャンパンを菊池さんは頼んでいる。
ソファに腰を掛け落ちつくと、店内を見回す。

いた!

ゴールドのドレス姿。相変わらず露出度は少なくて、ボレロ風のジャケットを羽織っている。
店内の暗めのライトでも、紅緒さんのゴールドのドレスはキラキラ輝いている。

やっぱりきれいだな。

「ミミちゃん、紅緒ちゃんが気になるのぉ?」

明菜さんがフフッと笑いながら、聞いてくる。

「えっ!?」

「食いつくように見ていたわよ~」

「そ、そんなことないですっ!」

明菜さんに茶化されて、全身がぽっぽと熱くなる。
顔も赤くなっているに違いない。
手に持っていたシャンパングラスを置いて、冷えた指を耳にやる。
耳までもが熱い。

「紅緒さん、キレイですよね」

久我さんも紅緒さんの方に視線を向けて、ウットリしている。
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