その恋、取扱い注意!
本当に女の私たちから見ても綺麗なんだよね。
でも、接客しているのにほとんど笑わないし、紅緒さんはやっぱり他のニューハーフとは違うような気がする。
この仕事が好きじゃないとか?
「紅緒ちゃんはね~ お化粧しなくてもキレイなの。ホント、羨ましいわ~」
明菜さんは長いつけまつげをバサバサ動かす。
「飲みましょー」
美里ママにお祝いも言えたし、帰ろう。
おもむろに立ち上がると、皆が一斉に見る。
「どうしたのぉ? ミミちゃん、お手洗いかしら?」
「私はこれで――」
「なに言ってるのよぉー。早く座りなさいな」
帰ると言おうとしたのに、明菜さんに遮られた。
おまけに手首を掴まれ、強引に座らされる。
「あ、あのっ」
「まだ飲みが足りないわよ~」
手際よく水割りを作って、私の目の前に置く。
「はい。もう一度、かんぱーい」
明菜さんの調子に巻き込まれてしまい、少しならいいかと諦めた。
でも、接客しているのにほとんど笑わないし、紅緒さんはやっぱり他のニューハーフとは違うような気がする。
この仕事が好きじゃないとか?
「紅緒ちゃんはね~ お化粧しなくてもキレイなの。ホント、羨ましいわ~」
明菜さんは長いつけまつげをバサバサ動かす。
「飲みましょー」
美里ママにお祝いも言えたし、帰ろう。
おもむろに立ち上がると、皆が一斉に見る。
「どうしたのぉ? ミミちゃん、お手洗いかしら?」
「私はこれで――」
「なに言ってるのよぉー。早く座りなさいな」
帰ると言おうとしたのに、明菜さんに遮られた。
おまけに手首を掴まれ、強引に座らされる。
「あ、あのっ」
「まだ飲みが足りないわよ~」
手際よく水割りを作って、私の目の前に置く。
「はい。もう一度、かんぱーい」
明菜さんの調子に巻き込まれてしまい、少しならいいかと諦めた。