その恋、取扱い注意!
作り終わって、ソファ前のローテーブルに運ぶと、湊は目を閉じていた。

メガネを外している湊は、すごく久しぶり。

ホントにキレイな顔なんだよね。
肌トラブルなんて全くなさそうなつるつるの肌。
筋のスッと通った鼻に、少し薄めの唇。

「湊、出来たよ」

私もそうだけど、声を掛けたくらいじゃ起きない。
湊の胸に手を置いて、軽く揺さぶり名前を呼ぶ。

「湊、起きて」

もう一度声を掛けると、ぼんやりした瞳が私を見た。

「ん、あぁ……出来たんだ」

湊は身体を起こし伸びをすると、メガネをかけた。

「お、うまそ。だけど……」

「だけど?」

湊はオムライスをじっと見つめて、少し不服そうに口の端を歪めている。

「な、何かおかしい?」

私も湊につられて、白いお皿の上に形よく出来たオムライスを見る。

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