その恋、取扱い注意!
「ね? 紅緒さんと行ったら?」

「はあ? どうしてそこで紅緒さんが出てくるのっ。まともに話もしたことがないのに」

「じょーだんよ。冗談。そうよね。親しくないのに、いきなり旅行ってありえないわね」

久我さんはイスを引き立ち上がった。

「さてと、帰ろう? 明日と明後日は休みだからよろしくね」

「あ、うん。お疲れ様」

私も立ち上がり、待っている久我さんと共に更衣室へ行った。

******

濡れた髪を拭きながら、ベッドの上の結婚情報誌に目をやる。
ぽすんとベッドに座りパラパラとめくってみる。

レストランやゲストハウスでやっても300万円を超える?

目に飛び込んできた数字に目が点になる。

結婚のことが詳しく載っている雑誌を1時間以上かけて読み、大体のことがわかってきた。

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