その恋、取扱い注意!
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翌日の昼休み、高野先輩に会う自分の決断が間違っていないか、久我さんに相談した。

「本当に一度だけで済むのかしら」

やっぱりそう思うよね。

私はアイスコーヒーを口にした。
食欲がなく、オーダーしたハンバーグランチは半分食べただけ。

「っ……」

胃がキリキリと痛み、手で胃の辺りを押さえる。

今日はコーヒーを何杯飲んでいるだろう。
精神安定剤のように、ブラックコーヒーが飲みたくなる。

「安西さん?」

「えっ? あ、ごめん。聞いていなかった」

「誰か連れて行った方がいいんじゃない?」

「うん……でも約束破って刺激したくないし……」

「そんなこと言っているからつけあがるのよ。別のテーブルに居てもらって、危なくなったら来てもらうの。誰かそう言う人、いないの?」

久我さんは真剣な顔つきでアイデアをくれる。

「誰か……」

頭に浮かぶのは湊だ。

「うん。聞いてみる」

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