秘密の同居人~同居人は小悪魔系甘えん坊男子で二重人格!?~





 龍二が少しあきれた口調で言った。


「で、でもさ、この家すごいよね!靴を脱がなくてもいいし、大きいし!」


 場の空気の悪さを感じて苺は話題を変えてみる。


「そうかな。僕、父さんの同業者の家にしか行ったことないんだ。でも気に入ってくれたみたいでよかったよ」



 龍二は言いながらベッドに腰掛ける。


 苺はクローゼットを開けたり閉めたりして暫く遊ぶことにした。



「壊れちゃうよ?」



 ベッドに座った龍二が言った。


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