『リナリア』~生徒に恋した体育教師~






「は~い、到着!」




「早かった~!ありがと、先生」




そう言って相川は車を降りようとしたが、ふとその動きを止めた。





そして、何か言いたげに俺を見る。






「ん?どした?」






「あのね、最後にどうしても言いたくて。スーツ姿、かっこいいよ。初めてみたけど、すごく似合ってる・・。じゃあ・・・おやすみなさい」







恥ずかしそうにそう言って、相川は車を降りた。








うわあああああああああああああああ////////





頭の中で、軽くパレードが起こる。


花火も上がっていた。




やばいよ、俺。


いま世界中に叫びたい。




好きだぁぁぁぁぁぁぁ~~~って。




今日、寝れるかな・・・へへへ・・///














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