4文字のあいしてる【完】
「かなでん。言いにくいことだけどな。運転士の夢一度忘れたほうがいい」



仕事帰りに連れて来られた駅の近くの喫茶店。


私は死亡宣告を受けたほどの衝撃を受けた。



「今のかなでんは夢を追ってひたむきに頑張ってるというよりは運転士にならなくちゃいけない義務を背負ってる気がするんだ」


「義務?」


「かなでん、最初にここに来たときと今の顔が違う。いや、3年前からかなでんは本当は運転士になりたいなんて思ってないんじゃないのか?」
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