無題

私は、小説をなげつけるように置いた。隣のおじさんにみられた。
でもそんなの気にしない。
だって、おじさんなんてあかの他人なんだから。

走って本屋をでた。
閉店の音楽がなった。


そろそろでないと…。
3階からでて、外の階段をおりた。

1階の1番左下の段差にフードをかぶった男性がすわっている。
服装からして若い人だと思った。

もし、からまったら面倒なので、右側を通って歩いた。

私の足音が聞こえたのかわからないが、男は後ろを振り向いた。

男の目は、電灯が反射して目が光っていました。

夜のまちって怖いですよね。

階段をおりるとちらほらさっきの男のようなやつがいました。


1度体がふるえました。
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