白の偽り姫
中学生の頃一度殺されかけた。


いつもどおりの放課後帰ろうと階段を降りようとしたときだった。



ドンッ!




後ろから誰かに押され階段から落ちた。

体に激痛がはしったけれどなんとか体を起こし階段を見上げると5人の子が立っていた。




((「死ねばよかったのに。」))




その時の言葉がまだ耳に残っている。

 
幸い打撲ですんだけどもしかしたらここにいないかもしれない。


考えただけで恐ろしい。

死ねとか普通に笑って言ってる人の神経がわからない。



私は震えながらベットでうずくまっていた。

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