マイペースガール (加筆修正&おまけ追加中)
それから、あたしはお父さんとの関係について全部話した。
あたしが何でこのタイミングで話そうと思ったかは自分でも分からないけど…
拓斗の家族を見て、なんだか話したくなったんだ。
「そうだったんだ…」
「お父さんは大好きだけど、なんでかな?どうしても距離を感じるの…
でも拓斗と朔斗さんはあんまりしゃべってなかったけど、ああ家族なんだなぁって思った。
血の繋がりかな…?」
「俺は…血の繋がりも大事だけど、それ以上に過ごした時間も大事だと思う。
俺はすごい恵まれた環境で育ったから偉そうなことは言えないけど、
夫婦なんてもとは全くの他人だったわけだろ?それが家族になるんだ。親子だって一緒だと俺は思う。」
すぐはっとしたような顔して
「俺、何偉そうに恥ずいこと語ってんだよ…ごめん、全然知らないくせにってえ⁉ごめん!どうした⁉」
気づいたら泣いてた…
「ちっ、違うの!…なんか胸につっかえてたもの、が…スッキリした気がしてっ」
そうだよね、血の繋がりなんて関係ない
お父さんはちゃんとあたしにも智行にも同じくらいの大きな愛情を持って接してくれてる。
ほんとうのお父さんじゃないとかそんなことばっかり気にしてたっていい関係は築けないよね!
そのことに気づかせてくれたのは他でもない拓斗…
「なあ、あこ…俺にちゃんとあこのご両親にあいさつさせてくれないか?」
「え…?」