恋の華が舞う季節
私の心は――あの思い出のまま。


いつまで経っても、忘れない。


日々日常は進化を繰り返し、終わりの無い未来へとしっかり、足跡を残していく。

私の心は置き去りで未来さえも、掴めない。



私の心はあの卒業式の日に失くしてしまった。

だれからから守られたり、守ろうとされたりするのはもういい。

独りで生きていくの。

それが葵に出来る、唯一の事だから。




本気で好きだから。



誰かを好きになる事が、こんなにも幸せなんだという事を教えてくれたのが、葵だったの。

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