my sweet love~second~
私達は時間を忘れて
カラオケをしていた
そんなに歌った気はしてないのに
またもや気づくと
2時間が経過していて
夕方の5時になっていた
「今日当直だれ?」
「んーと龍は当直かな」
「智も当直〜」
「じゃ皆当直だ」
「そうなんだ」
「まぁ二日連続で休んでるからね
それくらいしないと笑」
「じゃぁー今日は
誰かの家とまろー笑」
「いいねー」
「やっと卒業して
勉強から追われなくなって
やっとゆっくりお泊まりできるねー」
「そーだね
そう考えると久し振りだね笑」
「たのしみー」
「よしっ
じゃぁ今日は3人で
はっちゃけるぞー!」
「いえーい!」
そういうことで
カラオケから帰ることになった
んだけど…
「いっつ…」
「柚?」
「どした?」
個室を出ようとした時
昨日怪我をした指をぶつけてしまった
その衝撃からか
昨日やっとの事で止まった血が
また流れ出てきてしまった
「柚貧血だよね?」
「うん…」
「血、止まりづらいよね?」
「うん」
「病院いこ?」
「でも…」
「また変なことかんがえてないよね?」
「だって…
せっかくの楽しいムード
壊しちゃうから…」
「そんなことないから!」
と2人の優しい言葉に甘え
私達は3人で
病院へと足を運んだ