ロールキャベツ系男子に恋してしまった結果。
「あ、ばあちゃん、僕やっぱ医者になるわ」
サンダルを脱いだ隆裕くんが言う。
「あら…ほんとに?隆裕が決めるなんておばあちゃんとしては嬉しい限りよ?向こうの家にはちょっと何もできないけれど…応援してるからね」
良いおばあちゃんだなあ。
七海、原くんカップルは頭の上にハテナマークが浮かんでいた。
「さ、女子は上で着替えてきて。僕らは下で着替えて待ってるからゆっくり着替えて大丈夫だからね」
「行こう、七海」
「うーん!」
テンション高いなあ、ほんと。