前髪少女の秘密?!
「で、クラスどうだったの?」
あ、最初の質問に戻った。
「「……」」
「あ、違かったんだ…」
「ぐすっ……」
言葉にしないでよっ…。
「まぁ、ドンマイ。1年頑張りな?」
「ぅぐっ……」
ポンポンと私の頭をなでるお兄ちゃん…。
「さってと。俺も用事がまだあるんでね…。じゃぁな、優紀。頑張れよ~」
「頑張れない…」
しばらくぐずってた私だったけど…
「ほら、クラス行こ?」
と、蘭に促されて校舎に入った…。
「ぅぅ…バイバイ…蘭……」
「泣かないの!!頑張ってね。優紀!」
頑張れないんですって!!