冷たい彼

「ウザいなんて…そんなことないけど…」
「麻尋、あんたいいかげんのクラスに通うのやめなさいよ。迷惑だわ」

綺沙樹ちゃんが言うと何人かの女の子がこちらに向かってきた。

「清水さんさぁ、ちょっと言い過ぎじゃない?麻尋様だって好意で通ってくださってるのよ!!」
「そうよ!迷惑なのは清水さんだけかもしれないじゃない!私達はうれしいんだからね!」
「幼なじみだからって調子に乗りすぎなのよっ!」

綺沙樹ちゃんはそんな中傷は全く聞かないのにね?
この人達、返り討ちにされちゃうなぁ、可哀想に。

「ふふっ……あーおかしいわ」
「な、何がおかしいのよ!」

「だって、バカみたいじゃない?何人も人連れてきて置いて勝手に騒いで…おかしくてたまらないわ」

「な、何よ!騒いでるのはあんたが……」
!!!
綺沙樹ちゃんの冷たい瞳に私もびっくりしてしまった。

「太い足そんなに出して、誰に媚を売ろうとしてるのかしら?」
「!!!」
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