冷たい彼
ブオォオオン!
大きなエンジン音が鳴りバイクが急発進した。
私はとっさに皇雅さんに捕まると後ろでものすごい数のエンジン音がした。
これは想像だけどたぶんおびただしい数のバイクが着いてきてると思う。
「こ、皇雅さんっ!」
「あ゙?聞こえねぇ」
「後ろっ!すごい数で…だよ!」
「知ってる」
知って手も平然と知ってるって一般人の私から見たらすごいんだよね、うん。
キラキラとネオンの輝く町中をおびただしい数バイクが走る、
先頭と特攻という役目を皇雅さんは私を乗せた上でやっている、わからないけどすごいと
思う。