冷たい彼
深雨side
あの人が、沙彩ちゃんが話してくれた…杏子さん?
ホントに沙彩ちゃんと同じ顔してる。
…でも、オーラが全く違う。
沙彩ちゃんは向日葵のような明るい女の子、でも杏子って女は、クールな、感じ。
でも、今はこんな事考えれる場合じゃない。
沙彩ちゃんはしばらくしてから追いかけよう、だから今は…
「皇雅!!!」
「…は?み、深雨さん!?」
「ちょっと来なさいよ!」
私は驚いている皇雅を、鈴は女を引っ張ってショッピングモールの屋上に来た。
「ちょっと、何なのよあんた達。私達に何の用!?」
声までそっくり。
「あんたに用なんて無いわよ。皇雅、私はあんたに用があるの」
深雨は沙彩ちゃんのこと大事な友達だと思ってる、沙彩ちゃんが皇雅といて辛いなら…皇雅には沙彩ちゃんに近づいてもらうわけにはいかない。