冷たい彼

「あ、の…皇雅さん、私大丈「おまえは黙ってろ」

こ、怖いよぉ~。
ってゆーか、そんな風に言わなくたっていいじゃない!

「私は大丈夫ですっ、もともと私はここに来るはずではなかったんですし…
怒らないであげてください!」

勇気を出して言ってみた。
私の立ち位置からじゃあ結城さんの顔は見えない、
浅川さんが壁のように立っているから。

…そんなに、結城さんに顔を見られたらいけない理由があるの?

「…ぁゃ、おい…沙彩!」
「はっ!こ、皇雅さん!…あ…の…」

私の言いたいことがわかったんだろう、浅川さんは顔を“総長”の顔にして言った。

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