冷たい彼

「あ、ふっ服来て!」

「はっ…わかったから」

皇雅さんは少しだけ笑って服を着始めた。

「…着たけど?」

少したって皇雅さんは服を着てベットの前に座った。
…何で、座るの?

「わ、私まだ着てないんですけど…」

「くくっ…。あ、今日出かけるから」

「え!?どこにっ…」

バタンとドアが虚しく閉まる。

…どこに行くんだろう?

< 313 / 337 >

この作品をシェア

pagetop