冷たい彼

「皇雅さん!」

「あ、ヤッホー沙彩ちゃん」

皇耶さん…何でのんきに笑って手を振ってるんですか…。

「こ、皇雅さん!怒らないでもいいから、何もなかったし…」

「いや、こいつは1回ぶん殴らないと気がすまねぇ」

えぇ!?
…ってか久しぶりに怖い!
オーラが怖い!

「はは、沙彩ちゃんこんな嫉妬深い男やめて俺にしない?」

何て胸ぐらを掴まれているのに笑いながら私に話しかける皇耶さん。
さ、最強かも…。

「調子にのってんじゃねぇぞ、皇耶」

「わかったわかった。あ、手ぇどけて、皺寄っちゃうじゃん」

この後デートなのにーといいながら皇耶さんは皺を伸ばす。

「チッ…。沙彩、服着替えてこいよ」

「あ、はぁい」

私は皇雅さんの部屋になぜか!あった私の服を着て、長い髪の毛をお団子にしてから再び下に下りた。

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