冷たい彼

皇雅さんと同じ薄茶のふわふわロングヘア、白く透き通るような肌、長いまつげと大きな瞳、薄めのピンク色の唇、華奢な体。

なにより…今にも消えてしまいそうな儚げなオーラ。

すごく、綺麗で可愛くて…イメージ通りの人だなぁ。

「皇雅、くん…」

声まで可愛らしい、同じ女の人とは思えないよぉ。

「篠原、愛姫?」
「うん。すっごく、久しぶりだね」

そう言ってフワリと微笑んだ。

「あ、彼女さん?ごめんなさいっ、自己紹介が遅れてしまって…篠原愛姫です。愛姫って呼んでください」
「あっ、こちらこそ…ごめんなさい。栗原、沙彩です…。私の沙彩って呼んでください」
「可愛い名前ですね」

また、フワリと微笑む愛姫さん。

< 330 / 337 >

この作品をシェア

pagetop