ツラの皮

ど、どーしよ……はっ、高遠!!


私は慌ててハンドバックを漁った。


荷物はクロークに預けろって言われたけど、絶対ヤダって言って持ってたんだ。


だって携帯が入ってるから。


高遠がなんかあったら連絡しろって言ってくれたから。


仕事で連絡がつかないかもしれないのは分かってる。


ただ、彼と繋がる唯一のそれがまるでお守りみたいに私を守ってくれるんじゃないかって。


だから肌身離さず持っていたかったんだ。



まさか本当に連絡する羽目になるとは思ってなかったケド。





…スミマセン高遠。

なんかあっちゃ困る事態に絶賛巻き込まれ中なんですが……。






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