蜜恋の行方—上司と甘い恋をもう一度—


「ん……」

それと同時に、服の下にもぐり込んだ手がお腹の辺りを撫でるように上へと上がってくる。
胸の膨らみまでたどり着いた手が覆うようにそれに触れる。
初めての経験に、恥ずかしくて思わず手で顔を覆うと、それを課長に咎められる。

「優花、顔隠さないで」
「でも、恥ずかし……」
「ちゃんと俺を見てて。
俺が優花に何をするのか……どれほど想ってるのか。
その目でちゃんと見てて」
「ふ、ぁ……あっ、課長……っ」
「悠介、だろ」
「ゆ、すけ……っ」

アルコールと課長が落とすふわふわした気持ちよさのせいで、思考回路が溶けていく。

課長が言う言葉の意味とか、課長の気持ちとか、課長の恋人の事とか。
色々疑問に思う事はあったけど、今の私は目の前の課長に酔う事しかできなくて、浮かんだ疑問を頭の隅に追いやる。


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