たとえ愛なんてなかったとしても
「......ありがと。
はぁー......何で仲良くなりたかっただけなのに、こうなるんだ。
俺はこれからどうしたら......」


「ダイジョーブだって!
そんなに深刻に考えるから、辛いんだよ。
もっと肩の力抜いて、らくーにいこう?」


「これが深刻に考えずにいられるか!
お前は適当すぎるんだよ!
大丈夫、大丈夫って、まったく大丈夫じゃない!」



俊輔くんは生ビールを追加して、文句を言いながら。

それから、三人で食べきれない量の肉をとにかく食べれるだけ食べた。





だから、親しくなるのは無理って言ったのにね?
やっぱりお互いに疲れるだけだったじゃん。

少しでも理解し合える日がくるのかなぁ。
永遠にこなかったりして。


まぁ心配しても仕方ないか。
明日のことは明日考えればいいよね。
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