Second Secret
先生の言葉に、首を横に振る。


「じゃあ何だ、何で怒ってる」

その言葉にも首を振る。


だって、そんなこと言えない。

そして私が言えないことを、先生も知ってる。


「当ててやろうか」

そう言った先生は、ものすごくいやらしい顔をしてた。


言ったら、駄目。

結局、恥ずかしいのは私。

また首を横に振る。


だけど、先生にそんなことは通用しない。


「途中でやめられて、早くシてほしいのにって、怒ってんだろ」


ほらね、先生は全部、わかってる。
< 12 / 235 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop