Second Secret
ここで首を振ったって、意味がないことぐらいもう学んだ。

だって嘘だなんて、先生にはわかってしまうから。


「素直に最初からそう言えばいいんだ」


そんなこと言えるわけない、先生だってわかってるくせに。

結局私は、先生には勝てない。


事を終えた後、先生は思い出したように話し出した。


「明後日の夜、出掛ける」

きっと、さっきの電話で決まったんだろう。


「そうですか、わかりました。じゃあ私もその日、実家に帰ろうかな...」

私がそう言うと、先生は、何を言ってるんだみたいな顔で私を見た。
< 13 / 235 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop