Second Secret
「別に...」


自分でも驚くほど素っ気ない返事になってしまったけど。

後悔はしてない。


「怒ってんのか」

「怒ってません」

「まだ学習できねえの?俺にお前の嘘は通用しない」


そうだね、私は馬鹿だ。

自分の気持ちに気づいてほしかったはずなのに、いざ気づかれると否定してしまう。


本当、馬鹿だよ。


「何に怒ってる」

そんなこと聞かなくたって、わかってるくせに。


「俺が電話に出たことか?その電話が楽しそうだったからか?」


違う、違うの。

そうじゃなくて。
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