Second Secret
「いいよ、行こう。佐伯くん頑張ってるから奢ってあげよっかなー」

「え!?いいんですか」


どういう意味なんだろう、奢ってもらっていいんですか?

一緒にご飯行っていいんですか?

いつものあの人はいいんですか?


もういい、面倒だから考えるのをやめよう。


「いいのいいの、行こう!」


せっかく行くって言ってるのに、不思議そうで不安そうな佐伯くん。

とにかく今は、先生のことを考えたくなくて。

だってこれ以上、先生に腹を立てたくない。


好きな人に腹を立てるって、結構しんどいことだから。

ここまでされたらもう知らないって思う反面、もう一度謝ってみようかなって思ってしまって気持ちが忙しいから。
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