Second Secret
この夜遅い時間、タクシーはすぐつかまって。

ふらふらのわたしをタクシーまで連れて行ってくれてる佐伯くん。


先生もこのくらい優しさがあってもいいんじゃないかな。

ああ、駄目だ、先生のことを考えるのはやめよう。

気分が悪くなる。


せっかく今、いい気持ちなんだから。


「俺、秋原さんの家わかんないんで、ちゃんと道案内してくださいよ」

「はーい」


走り出したタクシーの車内で、私は眠気と戦ってた。

何度も寝そうになって、佐伯くんに起こされる。


「秋原さんが寝たら、道がわからなくなります!」

「だって眠いんだもん」


そんな様な会話の繰り返しで、何とか家まで辿り着くことができた。
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