Second Secret
ふらふらして、おぼつかない足元。

ふわふわしてて、なんだか気持ちいい。

倒れないようにしっかり支えてくれている佐伯くんが頼もしい。


「転びますよ、しっかり歩いてください」

「無理!もう歩けなーい」


佐伯くんの説得によって、ようやくお店を出て、今は帰り道をふらふら歩いてる。

こんなに酔っ払ったことって、今までなかったかもしれない。

ふわふわして、気分がよくて、なんだか嫌なこと全部忘れられそう。


「タクシーつかまえてきますから、ここで待っててくださいね。絶対動かないでくださいよ」

「はいはーい」


心配そうに振り返りながらも、道路のすぐそばまで向かっていった。

きっと道路の近くは、危ないと思ってくれたんだろうな。


なんだ、いいやつめ。
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