Second Secret
「なあ、お前の下着ってどうして黒と赤とピンクばっかなんだよ」


相変わらずの変態発言に、ため息がでる。

確かに黒と赤は好きだから、そればっかりだけど。


最近買ったばかりのピンクは、先生にお披露目した機会はまだなかったはず。

お披露目という言い方もおかしなものだけど。


「先生?」

「なんだよ、早く質問に答えろ」

「下着が入ってる引き出し、開けましたよね」

「開けてねえよ」


開けたに決まってる、だってそれ以外考えられない。
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